【創造】 その2


  
 
以前、
「僕のテーマ=仕事哲学は、創造です。」
と語った。
http://d.hatena.ne.jp/itomameya/20050712/1121566139
 
その創造とは、
自分にとって何だろうかと、
もう一度、考え直してみた。
 
僕は、
実際に企業で研究開発の仕事をしている。
 
でも、
僕が言わんとする「創造」とは、
単に「新しい物を作り出すこと」ではないようだ。
 
むしろ、
そのような人の活動(心の動き)を指しているようだ。
 
これまでの自分の選択を振り返ってみて、
思い当たる節が多々ある。
 
かつて、
文学部へ進もうか、理系の学部に進もうか悩んでいたこと。
(結局、理系に進んだ)
 
大学では、
研究室の活動よりも、写真部の活動の方に本腰を入れていたこと。
(結局、専門の研究室で学んだことは何一つ覚えていない)
 
研究室を離れたくて、自分の専攻に縛られたくなくて、
今の就職先を選んだこと。
(結局、何故か、研究開発の仕事をしているが)

などなど。
 
僕は、
人の心の営みや、人の心が捉えるものに興味を持っているのであり、
その延長上の【創造】に価値を見い出そうとしているのだと。
 
【創造】が、
単に、技術的な新しさを作り出すことのみを指すのであれば、
それは僕の関心外の事だと。
 
極個人的なことだけれども、
このことを、ちゃんと認識しておくことは、
自分の仕事、生き方、・・・様々なことを、
しっかりやっていく上で、
とても大切なことだ。
 
と、僕は思う。