雨とは・・・

  
 

 
雨は、
恐ろしいときもあれば、
優しいときもある。

自然とは
つくづく、
そういうものですね。
 
 
傘をさして歩く、
ふたつの後ろ姿は、
小学生の長男と次男です。
 
三男に合わせてゆっくり歩く僕ら夫婦を置き去りにして、
もうあんな先まで歩いていってしまったんだと
 
感心するやら、あきれるやら。
頼もしくもあり、寂しくもあり。
 
 
彼らと、僕らを隔てる雨は、
優しくもあり、
悲しげでもあり、
嵐を予感させるようでもあり、
恵の徴(しるし)でもあり・・・・