論理を超える時、超える人

EUREKA

思いつきって、結構、重要です。
パッと目の前が開けて、
これって、やれるんじゃないの?面白いんじゃないの?って
 
でも、単なる思いつきじゃあ、弱い。
だから、ロジカル・シンキング、ちゃんと論理的に考えようってことになる。
ちゃんと、裏付けができていないと、汎用性がなかったり、
他人に説明もできない。
 
でも、論理的思考には、大きな弱点がある。
それは、既存の思考パターン、論理性の枠を超えられないこと。
どんなにがんばって、論理的に考えていっても、
結局は論理的な結論にしか辿り着けない。
あとは、そこに辿り着くまで頑張れる人と、頑張れない人の差がつくだけ。
 
最近、クリエイティブ・シンキングとか言われ始めたのは、
この弱点を超えるため。
これまでの思考パターンを超越して、
新たな思考パターンを獲得すること。
 
「論理的な思考を通して論理的な結論を求める」のではなく、
「まったく新しい思考パターン、結論にたどり着くまでの新たな道のり」を見いだすこと。
 
そして、皮肉なことに、かつ面白いことに、
あらゆる思考パターンを超越した発想が、
AHAであり、ひらめきであり、ユリイカ(EUREKA)であり、
つまり「思いつき」なのだ。
 
こうやって、
思いつき→論理的思考→創造的思考→思いつき
と、ぐるっと一周回ってたどりついた最後の「思いつき」が、
やっぱりすごいんだと思う。