【未来】

細切り牛肉とジャガイモの炒め物

【未来】 みらい future
・現在のあとに、これから来る時。
 
「未来」とは、「今」の時点では実在していないもの。
「その時」になって、初めて現実のものとなる。
 
僕らが、今の時点で「未来」とよんでいるものは、
あくまでも僕らが「頭の中で想定」しているものだ。
それは、「過去から現在に至る経験と知識」をもとに、頭の中でつくり上げたものだ。
 
「未来」が、「過去から現在に至る経験と知識」の集大成で出来上がっているなんて、
当たり前のようだけれど、ちょっと新鮮な発見だ。
 
 
僕らが「未来」に対してとるべき態度は3つある。
 
まず、€客観的に、現実に基づいて「未来」を予測すること。
予測のために必要かつ意味ある客観的情報を集めて先入観なしに未来を予測するのだ。
 
次に、 予測した「未来」について、それが好ましいものであるのか否か評価すること。
とはいっても、先入観に偏った評価ではない。
あくまでも、分析的に、多角的に評価するのだ。
 
€と を組み合わせて、最悪シナリオ、最善シナリオを予測、評価することもある。
どんな条件がそろったら、最善or最悪な「未来」になって、
それはどの程度、最悪or最善なのかを考えるのだ。
 
 
そして最後に、「未来」に対してとるべき態度の3つ目は、
¡最悪な未来を避け、最善の未来に近づけるために、
現在以降とるべき行動を考え、実践すること。
 
「未来」が、「今」の時点では実在していないものだということは、
今までの過去の上に、これから「現在」を積み重ねることで作られるものだということだ。
 
「よりよき現在」を積み重ねることで、
多少なりとも「よりよき未来」に近づけることができるかも知れないということなのだ。
 
 
ただ漠然と「未来」を思い描くのではなく、
€客観的に、現実に基づいて「未来」を予測し、
 予測された「未来」を、分析的に、多角的に評価し、
¡より好ましい未来のために、現在以降とるべき行動を考え、実践する
ということが「未来」に対してとるべき態度なのだろう。
 
未来なんて、結局、自分の力ではどうにもならないなんて、
弱音をはきたくなる気持ちも当然あるけれど、
人とは、意外と、みな「未来」に対して勇気をもって立ち向かっていく生き物なのだと、
僕は思う。
 
あなたは、どう思いますか?
 
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