【変革】と【安住】

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【安住】 あんじゅう
・何も心配なく、落ち着いて暮らすこと。
・それ以上を望まず、現状に満足していること。
【変革】 変革
・物事を変えて新しくすること。
・また、変わって新しくなること。

 
変化を前にして、人は不安を感じます。
同時に、
一ヶ所に安住することに対しての不安も感じます。
 
安住したいと思う気持ちの源泉。
今の立場、家族、友人、
大切にしている価値観、哲学。
 
変化に挑戦したいと思う気持ちの源泉。
将来の目標、ビジョン。
自信の向上、新しい人々との出会い。
 
変化に対する不安。
今の立場や周囲の人々との関係が損なわれるのではないか、
大切にしている価値観、哲学が踏みにじられるのではないか、
変化に適応できないのではないか。
 
安住に対する不安。
このまま目標を成し遂げられないのではないか、
まだ見ぬ世界、未だめぐり会えぬ人々との出会いの機会を
逃してしまうのではないか、
このまま安住することで、世の中から取り残されてしまうのではないか。
 
【変革】と【安住】との間で、
人々は揺れる。
どちらが自分に取ってリスクが少ないのか、
どちらに大きなチャンスがあるのか。
 
どちらを選択するにせよ、
不安に駆られた、危機感に基づく選択はしたくない。
 
安住すべきところ、
=今の人間関係や価値観を大切にしながら、
変化すべきところ、
=新しい出会いと目標に向かって、
前向きに生きたい。
 
人は、そう思うはずだ。
 
「いかにして?」
これが一人ひとりに課された宿題だと、
僕は思う。