久しぶりに床屋に行って来ました。
3ヶ月ぶり位でしょうか。
もっと前に行きたかったんですが、
なかなか、暇がとれなくて・・・
髪を切ってもらって、
肩も揉んでもらって、
随分、気持ちがスッキリしました。
僕は、あまり、床屋でお喋りする方ではないけど、
よく喋ってる人が、たまにいますね。
ああいう人は、喋った分もスッキリするのでしょうか。
夏目漱石の「草枕」に、
よく喋る江戸っ子の床屋のオヤジが登場します。
喋るだけでなく乱暴で、
主人公は生きた心地がしない。
都会を避けて、
鄙びた温泉宿まで足を伸ばしてきたのに、
あんまりです。
まあ、そんなオヤジが床屋をやっているっていうのも、
その村がのんびりしている証しでもあり、
そんな片田舎にも俗世間が影を落としている証でもあるのですが・・・
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僕はというと、
散髪も終わって、すっかり、髪型も整えてもらったのに、
小雨を避けるために持ってきていた帽子を、
床屋を出る前に、ズッポリと被ってしまってから、
「ありゃ、せっかく奇麗にしてもらったのに、これは申し訳ない」
と思ったが後の祭りでした。
床屋のお姉さんご免なさい。