無事に、オランダから、

帰ってきました。
 
今回、オランダにいって、
印象的だったこと、
3つです。
 
まずは、みんなが人生楽しんでいるなってこと。
 
いまはサマータイムのシーズンで、
4時〜5時くらいに仕事を終えてから、
日が沈んで暗くなり始める10時くらいまで、
 
大人も子供も、
家族連れも、友だ同志も、
年老いたアベックも、若い恋人同士も、
カフェでのんびりと、
ビールなどを飲んで、
食事を楽しみながら
語り合っている。
 
日本でサマータイムをはじめたら、
残業時間が倍増するだえなのかなぁ、
なんて、思ってしまいました。
 
2つ目は、電車の車窓から見た風景。
 
所々に点在する
大きな街を除いて、
 
その間は、ひたすら畑、牧草地と、
そこでのんびりと草を咬む
牛、馬、羊、鳥たちしか見あたらない
そんな風景が、
延々と続くのを見ていたら、
 
日本に住み、生きている私たちが、
一分、一秒を争って、
セカセカと暮らしているのが、
何となく無意味に思えて・・・・
 
オランダの彼らは、
「いやいや、世界中どこにいようと、
その忙しさは、今では同じだよ」
と、言ってくれていましたけど・・・・。
 
もうひとつは、
 
オランダで出会った人々の、
何というか、
人に対する接し方、尊重の仕方そのもの。
 
仕事で接触した相手が、
ディナーに誘って下さったので、
約束通りホテルのロビーで待ち会わせたところ、
昼間はビシッとスーツで決めていた彼の紳士が、
オンボロ自転車に跨って、
ノーネクタイで登場し、
その後、市内を散策、
マーケットの広場でビールを飲み、
 
ダウンタウンの小さなレストランで、
イタリア料理を食べ、
大いに語り合い、笑い合い・・・・
 
こんなにラフなトーンで歓迎して下さいながら、
常に、こちらに対する敬意(自分で言うモノじゃないけど)を、
はらって頂いていることが、ひしひしと伝わってきて、
 
「人に対する敬意・尊重・リスペクト」が、
しっかりと、根付いていることを、
ひしひしと感じました。