今日の笑顔

理想と現実

フットサルのコートの横で、
キャンプチェアに座り、
「Wild Sheep Chase」(村上春樹の「羊を巡る冒険」の英訳本)と、
2ヶ月前の「クウネル」を交互に読んでいた。
 
今日は、冬に逆戻りしたかのように冷たい風が吹いて、
ポットに入れて持ってきたコーヒーとたばこで寒さを紛らわせた。
 
長男君たちは、
半袖のTシャツでコートを駆けめぐり、
ボールを追いかけていた。
寒さなんて、ちっとも感じていないようだ。
 
好きなことをやっているときの顔は、
本当に楽しそうだ。
 
家に帰って、寝る前に、
「明日も休みだ!」と言って喜んでいた。
春休みなんだから当たり前だろう。
 
もうすぐ中学生なんだから、
だんだんと好きじゃないことや、面白くないことや、
理不尽なことや、納得のいかないことや、
思うようにならないことや、あきらめなければならないことが
増えてくるだろう。
 
そんないろんなことを、
逃げずに受け止めて、
それでも今日の笑顔を忘れないでいてほしい。